(だいた風に)「やっぱ時代はクラウドだよねー」という、またVT100?

 先日、ある出版社の人と打合せをしていたときに、やっぱ書いた方がよいかなーと思ったので、とりあえずキチンと書く。
 「クラウド」はバズワードである。意味は、サーバーソリューションとかSAASとかと同じことだ。だから、VT100の時代のクライアント=サーバーモデルの話ともパラレルだ。どうってことはない。アプリケーションをサーバー側においただけだ。昔の専用線と違って今は汎用線(何のことはないインターネット網のことだが)なので、接続開始と同時に相手の指定が加わるが、その程度だ。
 というわけで「クラウド」は、何の新しい要素も含んでない、だから「どうでもいいですよ」という枕詞に節を付けて語ってもいいような、ホント、どうでもよい言葉なのである*1

*1:もちろん、文脈によっては多少意味があることもあるんだけど。