2003-01-01から1年間の記事一覧

輸入権問題に関するいくつかの後悔

日頃は組織の中で仕事をしている自分が、実名を晒して物事を書くというのは、一面では武者修行でもあるが、なにより組織の陰に隠れてコソコソ仕事したくないという思いからのことだ。でも、まぁ、組織の一員としての自分と、一個人としての自分を峻別するた…

サッダームはやっぱりタマじゃねぇなぁ

伝説の人、というのがある。伝説は、話し手からも、聞き手からも、無限遠の位置にいる。伝説が往々にして過去形であるのは時間が伝説を無限遠に置くからだし、それが往々にして消えてしまった人であるのは、現在のその人からも伝説を無限遠に置くためだ。ウ…

デジタル三題噺(になってない。と予め)

今日は「デジタル三題噺」 デジタルシネマ、わーい:昔<ふぁんろ〜ど>*1で「見たいもの見せましょう」というコーナーがありました。それにヒントを得て、「見たい映画、見せましょう」というコンセプトで「みんなのムービー」ってやってて、デジタルプロジ…

不条理という救い

私、配る! 私、踊る! この奇妙なかけ声の奇妙な符合。踏んでいるのかいないのかわからない不思議な音韻。武富士しかない共通点。 それが符合することを発見した喜び。武富士が飛び出す設計の見事さ。その他愛なさに飛び出る笑い。 この言葉遊びの不条理は…

アイドルは長安街を駆け抜けるか?

えー、今、アイドル産業論をとあるところで書いていて、煮詰まってます。 そんななか、奥さんといろいろ話をしていて、 やはり、そろそろ中国はアイドルブームが来るのではないか!と。 あっしの読みによれば、 ひ弱な自意識が、革命(70年安保)失敗による…

Blueな日々が続く

面白い話を僕がした翌日に、父がこの世を去った。バタバタといろいろあって、時間が過ぎて、この日記の更新が遅れた。 今日、サンデープロジェクトで石破防衛庁長官の台詞を聞いていた。実は僕は北陸放送でたまに喋ることになっていて、その事前の準備の中で…

幻想の価値というやつ

あー、話した話した。3時間も話した。面白かった。底知れぬ人だった。怖い。さて、これは確信になっているので書いておこう。 市場経済はそれぞれがそれぞれの持ち物をバーターするところが「肝」なのだということ。マルクスおじさんは、その水準が交換価値…

勇気

は否定されることを受け入れることだ。僕の場合は。偉そうなことをいいながら日々繰り返される挫折。昨日と今日ではいうことが違うかも。ツッコミ恐れず独り言を叫ぶのが、僕にとっての今の勇気か。難しいことも、偉そうなことも言えないが、始めることから…

真実

はいつも変わるものだ。真実は、事実と意味の子供だろうが、意味はTPOによって変わるしね。「認識」なんて自分をとことん追い込まないように事実を調整するための関数だし。歴史は、過去から現在への出来事を、現在から過去への価値観で書く。価値観なんてい…

言葉

は僕の考える道具。ただ、頭が悪いので、よく忘れる。忘れられないことは、確信していることだから、それはそれで信じようと思う。ってなことをやっていると、デジャヴューみたいに「あ、これ、前、考えたことがある」という感覚にしばしば襲われる。忘れら…