文化審議会の中心でコミケを叫ぶ

 来週、文化審議会で、コミケにおける二次創作活動と著作権保護期間延長との関係について10分プレゼンをすることになって、その準備に追われている。
 コミケとのつきあいはすでに四半世紀を超えているが、あの頃と今とではコミケは大きく変わっている。ゲリラ的な、自生していたイベントは、すでにニュースにも報じられる年二回の東京の名物イベントへと成長した。確かに手作り感が薄れてきた*1のは残念だが、子供だって大人になれば、無垢な笑顔とは違った魅力が出るものだ。そこは成長したのだと前向きに受け取ろう。
 問題は、コミケにどういう意味づけを与えるか、なのだろう。意義ある役回りをいただいた。よく考えて*2プレゼンしたい。

*1:始発の有楽町駅から晴海へと小一時間テクテク歩いた日が懐かしい。あの頃は、会場に行って知り合い探して事務局に行くと、なぜかその場でトランシーバー渡されて会場整理人に突然されたりしたものだが、最近のコミケはずいぶんとシステマティックになって、そんなズルズルのことはもうできない。いやぁ、コミケもずいぶん変わった。

*2:っつーても、20日中にプレゼン資料をあげねばならないので、ゆっくり考えているヒマはないのだが!!