電脳コイルが現実になる日は思ったより近いかも。

というのは、二つのことがあったから。
一つはiPhoneで電脳メガネをやっちゃうソフトが話題になっていること。電脳メガネ*1に近いことを通信機能、カメラ、ボチボチ大型ディスプレイを備えるというiPhoneでやってしまう、それが「Sekai Camera」。名前を見ても分かるとおり、日本製。
これに近い、っつーか、ほぼ同じことは、昨年、早稲田大学GITSの学生が修論で発表していた。ただ、それを現実のものとしてみると、なかなか感動である。
もう一つは、電脳キーボード*2を実現するための基礎技術となる、「空中バーチャル物体お障り装置」が開発されたこと。いやぁすごいものだ。これも東大の研究チームだっつうんで、日本製。
いやぁ別に電脳コイルが流行った*3から生まれたってことはないんだろうけど、見事に電脳コイルと符合している。
すごいぞ、ニッポン!これは、磯監督に通報だ!

*1:電脳コイルに登場した、現実画像の上にヴァーチャルアイテムを重畳表示するVRメガネ

*2:空間に出現し、それを指で弾くことで文字が入力されていくデバイス。空中でどうやって触感を作るのよ、ってことは、電脳コイルの磯監督も悩んでいらっしゃったが。

*3:地域限定とか、世代限定とか、職業限定化もしれないが、天秤から見れば流行っていたと言える。