プリキュアオールスターズが破った業界のタブー

 とても良い買い物だった*1ので、とうとう我が家も薄型テレビを買った。で、つらつら電子番組表を見てみると「プリキュアオールスターズのすべて」という番組を発見したので、つい見てしまった*2
 と・・・ あれ?
 なんと、その「プリキュア」映画宣伝番組が放送されているのは、テレビ朝日ではなく、テレビ東京ではないか。
 「プリキュアオールスターズ」が、まさにテレビ朝日で放送を始めたばかりの「フレッシュ!プリキュア」のプロモーション映画であることは言を待たない。それを当の「フレッシュ!」を放送しているテレビ朝日ではなく、そのライバル会社のテレビ東京が放送するという。
 これは放送業界では掟破りだ。確かにテレビを映画にすり替えることで他社の電波に乗せるというビジネス手法はあるが、それとても情報番組や音楽番組などの中で取り上げさせるための戦略と言うに過ぎず、できる限り他社コンテンツは扱わないという放送局の姿勢が変わったわけではない。しかし、これはそのタブーを大きく逸脱している。
 「プリキュア」がすごいのか(テレビ東京が掟破りをした理由が視聴率をとれるだろうという見込だった場合)、東映がすごいのか(東映テレビ東京をウンと言わせるだけのお金を積んだ場合)、それともテレビ東京が悲惨なのか(とにかくお金が入るならなんでもいいやというのが理由だった場合)。
 いずれにせよ、この掟破りはすごい。
 やはり、ナツこまのチカラというものか(ヲイヲイ、ソノおちカヨ)。

*1:REGZAの37Z7000を購入したのだが、実質で10万円を切る値段だった。本当に良い買い物だった。

*2:もちろん、お目当てはナツこまである。