アメリカ、アメリカ
NYに来ました。20年ぶり(!)に。
今から21年前、僕は20歳の誕生日にこの街にいました。
だって、20歳だもん。NYで迎えなくっちゃ。
すっげー ミーハー。
ペン駅に着いて、すぐにボトルマン*1の洗礼を受け、まぁ怖い、高い、臭いの三拍子そろったすごい町。安宿に居きれなかった僕はこんなとこには居られないとばかり中級ホテルに行きましたが、それを冷たく見送ったイタリア人の青年は、空を仰ぎながら「So what? 'Cause, this is NY!」とつぶやいていたNY。
生まれて初めて大西洋を渡ってこちらに来てみてビックリ。
なんと、人の顔が明るい。街が明るい。
狭い路地、石造りの古い建物でけっこうギチギチしていたロンドン。それほどじゃないけど、ある種の空気で充満していたパリ。それに比べて、マンハッタンのなんと開放的なことか。
後で聞いたところでは、90年頃のNYは一番悪い時期だったらしいですけどね。
なんだか、ここが「新大陸」だと、初めて肌で感じました。
うーん、太平洋を渡ってくるのと、大西洋を越えてくるのと、これほど違った感覚になるのかぁ。
アジアは、東京は、まぁそれぞれ古い歴史の上に立つので皆がらとはいいませんが、アメリカのようでありたいナァと素直に思いました。まぁ香港や上海、東京を見れば、どっちかといえばアメリカっぽいとは思いますがね。
さぁ仕事、仕事。
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*1:肩をぶつけて荷物を落とし、瓶が割れたといっては金をせびる、一種の詐欺