アジアの真ん中でアイドルを叫ぶ。ということ。

 著作権法改正を目の前に、サンドバッグになる日は続く(泣)。いーや、もう。どーにでもして(苦笑)。

 それはさておき、東先生と霞ヶ関で、立ち話。今度の反転状況と80年代との違いは何かということで、インターネットがあることと、アジアとの位相が合ってきたこととの二つだということで盛り上がる。
 実は、今日を去ること2日前、赤坂でもたれた「悪者サカイ三人組アジアのかわい子ちゃんを語るの会」というよくわからない単なる飲み会でも、アジアとの位相というテーマで話し合っていた。「アジア全体で」という言葉は、こんな側面から語られうるだろう

  1. 日本は世界(往々にして欧米)の孤児ではない。アジアは仲間だ!
  2. アジアは文化的共通点が多いから、文化の共有ができる!
  3. 材料と市場は拡大する方が産業活動は活性化し、商品の品質も向上する。
  4. かわいい子は見る人を幸せにする。アジアはこのかわいい感を共有している。

 1.というのは欧米コンプレックスの裏返しであまりに70年代的だし、2.は何をどう共有しているのか語っていないから漠然としすぎている。個人的には4.(これは2.のバリエーションなんだけど)だと思うが、産業理論ばかりやってきた身としてはシュンペータ市場経済理論は教義としての力をまだ失っていないと期待して3.かなぁ…。ということで、美味しいお酒と鴨肉が生んだキーワードは「コンテンツ加工貿易」。
 気に入っちゃったなぁ、「コンテンツ加工貿易」。ものすごくアナクロなので、経済産業省とかに売り込んでみよう。もし、「コンテンツ加工貿易」という言葉がどこかから聞こえたら、(c)スリーサカイだと心のどこかで思ってね。