日々これ雑感(論文休止バージョン)
いい天気ですね〜。突然初夏がやってきたみたいだ。今日も元気で花見をしていた一日であった。そいでもってですねー
話題、1。真鍋女王と桜井パパの対談があった話を先日書いたが、その原稿が上がってきた。をををををっと、ビックリ。話が「弾んで」いる。僕が喋ったはずの台詞に「桜井」と振ってあった*1のはご愛敬である。プロの編集力に唖然としながらよませてもらった。うん、すごい*2。
話題、2。昨日、来日中のダグラス・マグレイと会った。今後支援によって伸びてくるクリエイタを捜す目的で日本に来ているのだという。GNCの概念はよく引用させて貰ったので名前だけはよく存じておるのだが、お会いしてビックリの優男、というかかわいい兄さんであった。しかし、何だか彼と話してピンとこない。一つの理由は、自分が主としてマンガや特撮などの物語を背後に持ったコンテンツ商品に関心を持っているからだろうが*3、今ひとつは僕が日々消費しているのは誰かの何かとかではなく、それらがある「場」の雰囲気全体だからだ。つまり、新たなクリエイタといってもその全体に貢献している一人だったりして、特に気にしていなかったりするからだ。マグレイには、是非マンガ喫茶で1日を過ごして貰いたかったのだが。やはり、視点がクリエイタの固有名詞にいってしまうあたりが、マグレイのアメリカ人っぽいところだなぁと思うのであった。
話題、3。PanasonicがSDカードに入れた音楽を聞くプレーヤーを出してきた。ここら辺の製品はだいたいiPodを意識しておかなくてはならない。iPodというと、やれデザインだ、やれネット配信だというのだが、ここで注意しておかなくてはならないのは、iPodの母艦ともいえるiTunes環境が、楽曲データを一覧管理できるという大きなメリットを持っていることではないだろうか。瓦版の時代からコンテンツの流通コストは低下し続け、その分だけ情報は増えている。特にデジタル二重革命*4以後は情報量の増加は爆発的と言って良い。それに従いユーザーから見た最大の問題も、情報の入手、蓄積から入手、蓄積された、或いは入手、蓄積可能な情報の整理、検索に向けられるようになってきた*5。おまけに整理といっても一つの整理法ではなく、様々な関心にあわせた様々な整理を多様にしたいというのがニーズである。このため、ある種のRDB型管理が必要になるし、iTunes環境はそれに対するわかりやすい解の一つだった。言いたいことは一つだ。SDカードに記録し、音楽を記録した多数のSDカードが身の回りに氾濫することは、iTunes+iPodのソリューションに及ばないということだ。ただし、この製品、デザインはよいと思う。僕は買うことはないと思うが、そんなに悪い製品ではないだろう。
話題、4。慶応大学のメディアコミュニケーション研究所で教えることになって2年目なのだが、事務局と意思疎通がうまくとれず、学生に無駄足を運ばせてしまった。これには激ショック!ちょっとリカバリーを考えてます。もしこのブログを学生が見てくれていたら、まず謝っておきます。ゴメンなさい。
話題、5。(ここは、だいたかおる的な声で)ICANNが新ドメインとして「.jobs」と「.travel」を認めたという話です*6。ぜったい「steve.jobs」を登録するヤツはでると思うから、appleは早く対応した方がいいと思う。いや、マジで。
それにしても、生産性を上げたいなぁ。ちょっと考え込む一日であった。
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