日々是雑感

ちょっと、GREEの整備をしていました。キーワードって面白いですが、やっているうちに、いろいろな作品が映画化、ドラマ化などされる/されていることに気が付きました。今日は、そのネタ。


話題、1。アストロ球団*1映像化
 って、アニメ化を越えていきなり実写化ですか?!アタックNo1といい、なんだかテレ朝が最近いい意味で狂ってきましたね。とんでもマンガの隠れた実写化としては、「炎の転校生」の実写化ではないかといわれた”火山高”や、「ドラゴンボール」だ、いや「リングにかけろ」だといわれた”MATRIX3”というのもありましたが、いずれも”パチモノ*2。とんでもマンガの代表作といえる「アストロ」を実写化するというのはね〜。しかも、監督役がサニー千葉さんだというではないですか。またビックリ。
 ジャコビニ流星打法とかスカイラブ投法*3とか、途中のとんでも映像への期待もつきないのだけど、なんといっても期待したいのが、最終回の「アフリカ!」の部分の映像処理。期待してますよ〜。マンガのように、みんなの顔をパンしながら、その後ろにアフリカの草原というんですかね。それで像がぬいぐるみだったりしたら、もう嬉しくて、「真面目にやれ!」って笑いながらテレビぶっ壊しちゃいます*4よ。うん。


話題、2。エルリックサーガ*5映画化
 アストロの前にGREEで見てビックリしたのがこれ。エルリックといえば、僕が20年前に高校時代を費やした小説ですね。エターナルチャンピオンシリーズ*6の最終巻(になる)「Quest for Tanelone」*7をペーパーバックで入手して学校で一日かけて読んでいたのを思い出します(思えば高度な内職だったな)。それが突然映画化かぁ。まぁ、コナン*8も突然映画化されたので、まぁこうした話は突然なのでしょうが。これは真面目に映像に期待します。ストーリーは、どうせ暗いからいいです。明るくなることを期待はしません。


話題、3。原田知世さんご結婚を祝う!
 高校時代と言えば、僕にとっては原田知世。当時はApple][のキットでポータブルマシン作って、「ワッフル知世号」とかいってプレゼントしようと本気で思ってたっけ。銀英社*9でこのまかずほ氏とかと原田知世さんをキャラに勝手に採用したゲーム、本当に途中まで作ってたもんな。85年ロスコン*10に一日一本分のKilalaを持ち込んだ*11のは、KilalaのCMに原田知世さんが出ていたせいだもんな。
 その原田知代さんがご結婚なさる。ただただ嬉しい。他には何もない。



以上、本当に雑感ネタ三つでした。


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*1:えーっと、70年代を代表する野球マンガの一つです。一言で言うと・・・う〜ん・・・野球版の聖戦士星矢?

*2:まぁ、モドキという意味です。この評価、独断です。

*3:だっけ?!忘れたよ!

*4:安永航一郎の一連の作品で出てくる、笑いながらぶん殴りあっているシーンを想像してください。そんな感じです。

*5:英国のマイケル・ムアコック原作のファンタジーシリーズ。人間と半人間が入り交じる異世界で、魔法を操る半人間の帝国・メルニボネの皇帝エルリックが本来知るはずのない情や愛や正義を知ることにより、国を滅ぼし、流浪の戦士として戦い続ける物語。エルリックは、自身が悩みながら冒険を続けるが、それ自体がその世界の法と混沌の戦いの1ピースとして機能し、いわば世界の自己調整メカニズムのいち現象として運命に操られているというのが特徴的なところ。

*6:ムアコックは自分の全作品の体系化をしようとして、全ての「永遠のチャンピオン」は一つの存在の様々な面であるとしたことから、このように呼ぶ。こういうとアッラーと99の美名とか、ヒンドゥー教の神とその化身とか、果ては本地垂迹説での仏と神とか、もうちょっと宗教入らない形の例ならプラトンイデア説におけるイデアと個物とか、オブジェクト指向プログラミングのObjectとInstanceなんかが思い出される。ただ違うのは、ムアコックは、エレコーゼという名の、Object"永遠のチャンピオン"のあらゆるInstaceの一生を転生という形で体験する人格点を想定している。言い換えれば、エレコーゼの一生をグシャッと圧縮する(或いは時間という要素を無効化する)とObject"永遠のチャンピオン"が見えるわけだ。でも、この関係が、永遠のチャンピオンについて、それが様々なチャンピオンの塑型なのか、それとも様々なチャンピオンをつなぎ合わせた集合の呼称なのか、混乱させている。

*7:厳密に言えば、この作品はエルリックサーガの1冊ではない。エターナルチャンピオンシリーズはそれぞれのヒーローのシリーズの集合体として在るわけだ。この本は、新ホークムーンシリーズ第3作にして、エレコーゼシリーズ第4作になっている。しかし、それは全てのエターナルチャンピオンの外延としてのエレコーゼシリーズの最後であるという意味で、エルリックシリーズのある種の最後でもある。

*8:未来少年でも、名探偵でもなく、野蛮人の方です。

*9:ふぁんろ〜どの出版社である。

*10:正式には、世界SF大会85年ロサンゼルス大会

*11:この故事ゆえ、後の台湾ゲゲボツアーでは「Kilala境」と呼ばれることになる。