祝!WBC日本チーム決勝進出! と、あと一つ。

 いや、なんというか、WBC、日本チームは決勝にいけることになった。
 金曜日、午後、4時頃だったか、たまたま開いたブラウザのイニシャルページはYahoo!なんだが、「日本決勝進出!」の文字を見て、焦ったの何のって。同僚の中には、「?」を勝手に目が補填して、「まぁた東■ポかよ!」って思った人もいた。そうだよなー、そう思うよなー。だいたい、メヒコは、直前練習ブッチしてディズニーランド行ってたんだぜ*1。ま、アナハイムだし、しょうがないけどさ。それで米国に勝つなんてねー。それにしても、デービッドソンに振り回された2次予選リーグでした(X_X)*2
 そうして迎えた今日の日。勝ちましたよ、勝ちました。うれしぃなぁ。おまけに、ツーラン打ったのが福留!中日ファンとしては、狂喜乱舞ですよ。はっきり言って、おまい最高!もう一年分の仕事した!すげー!*3上原もサイコー。もう、巨人なんてだいっ嫌いだけど、おまいだけグッジョブ!
 それにしても、三試合をトータルに見たら、1勝2敗、完全に韓国の方が上だったわけです。実力は拮抗していいたから、三回やれば1回は勝てるわな、ってなくらいではあっても。ただ、その1勝が、この大一番に来た。
 勝ちは勝ち。僕は素直に嬉しい。しかし、その後ろには韓国の無念がある。こうなったら、キューバぶっ倒して、形式上はせいぜい3位にしかなれない韓国に、実質2位をプレゼントしようじゃないですか。
 それで、勝ちはしたが、負け越したわけで、そのけりは、また次、アジアリーグか、WBCでつけようってことで。その時完勝できるように、日本野球の強化にはみんな協力しようぜ!俺はする。



 それと真面目な話、ぷららwinny用のポート潰すんだそうだ。うーむ。
 インターネットは、厳密に言えばサービスインフラ。つまり誰かが提供するサービスが、無条件で決まった形で提供されていて、その上でいろんなことができるようになっているわけだ。
 サービスで、インフラ?本来、それは矛盾している。サービスは、それを人間の所為とすれば*4、相手を選び、内容を選ぶものだ。一方で、インフラは、相手選ばず、ぴたっと一定の機能を提供する。
 これが矛盾無く成立し、インターネットが成立し得た最大の理由は、a.実現すべきサービスがはっきりしている(サービスの規範化)、b.その上で何をするかわからないユーザに最大限の自由度を実現するのが利便(自由の最大価値化)という状況下で、サービス品質政策の一貫として、規定されたサービスをその通りに実現することが合理的だったということだ。winnyの問題は、「自由の最大価値化」が破綻したわけで、その結果として、サービス業らしいことをしたわけだ。
 ネットのインフラ的性質とサービス的性質の二重性は今後さらに問題になる。ネットが真面目に語られるにつれて、危険と利便のバランスを問う場面は増えるので、その時、パターナリスティックな安全擁護のために、利便を積極的に剥奪しようと言う、今回のような措置は増えるはずだ。
 有り体な言い方で恐縮だが、こういうときこそネットの倫理が問われる。今回のような、規制*5を避けるためには。ネットがサービスインフラだということは、ユーザが勝手なことをやれば、それを規制することは可能だ、ということは忘れてはならない。自由を賛美する者は、その自由が誰かの手のひらの上の自由であることをしばしば忘れ、天賦人権の夢に酔うことがあるけれど、現実は直視すべきだよね。



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*1:面白いもので、「もう試合投げてますね。米国の勝ちですね」なんて言ってたメディアが、いきなり「気分転換で調子を上げたメヒコは」なんていってやんの。まぁ、厚顔無恥な!って、いいつつ、「気分転換大事だよねー」と言っていたのは、「メヒコじゃ(米国に)勝てないっすよ!」と言っていた当の自分なんだけどね。

*2:韓国にしてみれば、デービッドソンのおかげで「ぬか喜び」させられて、かわいそうでした。日本が米国に負けて事実上敗退に追い込まれたのもデービッドソンのせいなら、メヒコが米国に奮い立って、日本が事実上敗者復活したのもデービッドソンのおかげ。あ〜あ。どうでもいいけど、あの審判を野放しにするのは米国の国辱の一つにカウントしてもいいとおもうぜ

*3:でも、ペナントリーグでもきちんと仕事してほしいけど

*4:物財の対立概念としてのサービス財であれば、それが直接人間の生み出したものであるとは限らない。

*5:ぷららwinny用ポート閉鎖、これは明らかに民‐民規制である。なお、僕は規制が善とも、悪とも言っていないので、念のため。