リメイクの時代にそのまんまやるとはすごい。

 社会循環の周期は約25周年*1。いつかも東浩紀さんと話したことだが、側聞するところでは、ホイチョイの人もそんなことを講演会の中で言っていたらしい。すると、今は≒1982年。アイドル、アニメの香りがする。
 もちろん、循環といっても同じことを繰り返すことにはならない。技術進歩とか、市場の拡大とか、不可逆的な要素がたくさんあるからだ。



 ヤッターマンが来年春、実写として映画化、公開される。CGの進化、実写日本映画の復調、様々な要因を加味すれば、それはとてもよく理解できる*2
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 しかし、昨日流れたヤッターマン2008年1月リメイク版放送*3という情報にはビックリ。まさか、週一30分の連続アニメというフォーマットもそのまんま、全くのリメイクでやるとは。詳細は不明だが、三悪の声優が変わったらファンは怒ると思うし、主題歌が山本正之でなかったらマニアの怒りは頂点に達すると思う*4


 我が身を省みて、一つ、一つをこなすことの大事さを噛みしめる。それにつけても秋の憂さよ。ま、それも前進だからいいか。




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*1:思春期から壮年期までの間が約20〜30年であることから。子供の頃の体験に、大人になった後の発想は縛られるので。

*2:個人的には「逆転一発マン」が一番実写には馴染むと思うのだが、この際そんなことはどうでもよい

*3:2008年1月より日本テレビ系月曜7時放送予定

*4:だが、見るところドロンジョジョさまは少し年齢が下がったようにも見えるので、実は女子高生だとか、或いは沢尻エリカの人格の一つだったとか、そういう設定はあってもよいかもしれない。